自由の民?空族の少女ファムは、アデス連邦とトゥラン王国の空戦場から、トゥラン第2王女ミリアを助け出す。和平交渉の場であるにもかかわらず、アデス連邦の総統ルスキニアは、トゥラン王国に艦隊戦を仕掛けてきたのだ。ルスキニアは第1王女リリアーナを攫い、彼女が起動する「エグザイル」を使って、トゥラン王都イグラシアをも壊滅させる。姉と母国を同時に失ったミリアだったが、ファムたち空族に温かく迎えられ、やがてトゥランの復興を心に誓う。一方ルスキニアは、アデス連邦の圧倒的な戦力で、さらに戦線を拡大していった。宙から還って来た人々の国―――トゥラン王国、アナトレー?デュシス連合王国、北の大国グラキエス。それぞれの異なる願いを持つ人々と国々による、大殲滅戦が始まった。